「書けない」が「書ける」に変わる!『新しい文章力の教室』に学ぶ、迷わない文章術
「ブログを書こうとパソコンを開いたけれど、一行目から進まない……」
「結局、何が言いたかったのか自分でも分からなくなってしまった」
そんな悩みを抱えている方にぜひ読んでほしいのが、ナタリーの元編集長・唐木元さんによる著書『新しい文章力の教室』です。
本書が教えてくれるのは、文章力とは「才能」ではなく「準備」であるということ。今回は、本書の核となる「完読される文章」を書くためのポイントを3つのステップでご紹介します。
1. 文章の良し悪しは「書く前」に決まる
本書の最も重要なメッセージは、「文章は書く前に8割決まる」という点です。
いきなり書き始めるのは、地図を持たずに見知らぬ土地を歩き回るようなもの。まずは以下の3つの項目を明確にする「構造図」を作りましょう。
- 主眼(テーマ): 何について書くのか?
- 骨子(何を・どの順番で): どんな情報を、どう並べるか?
- ターゲット: 誰に読んでほしいのか?
ポイント:
「何を言うか」が固まっていない状態で、「どう言うか(表現)」をいくら練っても、良い文章にはなりません。
2. 悩まず書くための「構造的」アプローチ
「書くことがない」という状況を防ぐために、本書では情報をユニット(素材)として整理することを推奨しています。
| ステップ | 内容 | 具体的なアクション |
| 1. 素材出し | 箇条書きでネタを出す | 頭の中にある情報をすべて書き出す |
| 2. グルーピング | 似た情報をまとめる | 関連するネタを整理し、優先順位をつける |
| 3. 並べ替え | 読みやすい順番に並べる | 結論から書くか、時系列で書くかを決める |
この「構造図」さえできてしまえば、あとはそれぞれの項目を文章でつないでいくだけ。執筆スピードが格段にアップします。
3. 「完読」されるための、引き算の推敲
最後まで読んでもらえる文章(=完読される文章)には、リズムがあります。書き終えたあとの推敲では、以下の「NGポイント」を削ってみましょう。
- 「〜と思う」の多用: 断定を避けると文章が弱くなります。
- 同じ語尾の連続: 「〜です。〜です。〜です。」と続くと単調になります。
- 重複表現: 「まず最初に(=最初に)」「馬から落馬する(=落馬する)」など。
「読者の時間を奪わない」という意識を持つだけで、文章の質は劇的に向上します。
まとめ:文章は「おもてなし」である
『新しい文章力の教室』が教えてくれるのは、テクニック以上に「読者への思いやり」です。
1.準備(構造図)で迷わせない
2.執筆で事実を正確に伝える
3.推敲で読みやすく整える
このサイクルを回すことで、あなたの文章はもっと遠くまで、正確に届くようになるはずです。まずは今日書くブログの「主眼(テーマ)」を一行決めることから始めてみませんか?




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